Mumble to Myself?
と〜るの呟き?!
気が向いた時に思ったことをつぶやいてみます



お断り

最近、このページをご覧になって、メールを送られてくる方があります。

このコンテンツの中に書いたとおり、消化器関連手術、あるいは、その他様々な分野における開腹手術に起因して生ずる術後の癒着性腸閉塞、もしくは亜腸閉塞というのは、押し並べて広く捉えると「良く似ている」と思われる症状や経過があるものです。しかしながら、実際のところ、細かい機序は個々によって大きく差があります。また、かかりつけの主治医にも、いろんな考え方があって、患者側から様々な提案や要望を提示しても、必ずしも受け入れてもらえるわけではありません。一番困るのは、「と〜るさんと同じ治療を受けたいので病院と医師を紹介してくれ」という依頼です。

よく考えてみてください。

逆の依頼をされた時の事を。

紹介したことで、たまたま運良く良い治療結果になることも確かにあるかもしれません。でも、仮にうまくいかなかったり、かえって悪くなったときはどうしますか? 「あんたに紹介された医者の所為で、かえって悪くなった!どうしてくれるんだ!」と。

僕に抗議しますか? それとも?

「藁をも縋る思い」はよくわかります。が、やはり最後は、どんなことをしても、自分で道を探すしかありません。非常に冷たい言い方ですが、僕は主治医を紹介するためにこの日記をアーカイブしているわけではありません。むしろ、一見同じに見える症状が、実は個々で全然違い、それぞれが皆、独自の方法で何とか少しでも楽に・軽くなるように、ありとあらゆる試行錯誤を繰り返している、その単なる一例にしか過ぎないのです。

正直、最後の入院から、もうかれこれ8年を経過していますが、今だに僕の症状は決してよくありません。一旦はよくなった時期もありましたが、その後再び悪化して、腸閉塞のとどもつまりとも言うべき、「慢性特発性偽性腸閉塞」まで行き着いてしまいました。2009年4月には、小腸機能障害の1級身体障害者として認定されて、障害者手帳が交付され、とうとう「身体障害者」になってしまいました。

しかし、身体障害者だって、僅かながらの社会的扶助があるものの、結局は自分で稼いで生活して行かなければなりません。どうやって自分の体と付き合って行き、どう、生き抜いていくかを、日々、独自に考えていかなければならないのです。

従って、そういう生き方のヒントとしてここを読んでいただく分にはよろしいのですが、「医師を紹介しろ、病院はどこだ?」と、いう類の質問には、一切お答えするつもりは全くありません。

なにとぞこの点、くれぐれもご理解下さいますよう、お願い申し上げます。



このコンテンツは、と〜るが腸閉塞で緊急入院した2003年9月からの病気の経過と、奇跡的に症状が改善する2004年12月までの思いを書き綴ったものです。
世の中には様々な病気が存在しますが、ボクの患った、術後腸閉塞は、お腹を切る手術をしたことがある人ならば、いつ起きても不思議はない症状です。その程度や発症の様子は人によって千差万別。ボクのように入退院を繰り返したりする長期重症もあれば、1回の入院で以後はまったく発症しない人もいます。それどころか、大手術をしたけれど、別段そんな症状になったことはない、、という人もいます。

罹ってしまったのは「運?」それとも、「厄年だから?」。

じゃあ、「治ったのはどうして?」

そんなこと、まったくもって分かりません。そして「再発する可能性は?」

それもわからない・・・

でもね、何とか生きてます。少なくとも、どん底からは少し、這い出したかな? もちろん、油断は出来ないのですけれど・・・・・

で、今、読み返すと、自分でも随分矛盾があるのが分かります。でも、それだけ心理が様々に変化したってことです。特に、奇跡的に復活した2004年11月末から12月上旬にかけては、自分でも分かるほどに、その心理変化は劇的でした。もし、復活してなかったらどうなっていただろうか?

まあ、今生きてるのは、ある意味、「めっけもん」なのかも知れません。お世話になった人に、生きている限り、恩返しをしなければ、そう思いつつ、生きている毎日です。

日記の配列は日時逆順、古い記事が下の方にあります。お暇な方、読んでみてください。

なお、2005年1月以降はニフティのココログに掲載していましたが、スパム攻撃等が多かったため、一時空白となっています。以後の日記についてはmixiに掲載しています。

○自宅療養日記(2004年8月11日〜)
 2004年12月31日:行く年来る年
 
2004年12月29日:初雪を眺めつつ
 
2004年12月28日:今年1年を振り返る
 
2004年12月26日:年の瀬
 2004年12月24日鯛料理色々
 
2004年12月21日:いろいろと思うところ
 
2004年12月18日:なんとか落ち着いて
 
2004年12月16日:怪我の功名?風邪の功名?
 
2004年12月13日:随分久しぶりの書き込みです
 
2004年10月1日:10月ですよ、もう・・・
 
2004年9月7日:ああ、1年
 
2004年9月3日:まもなく1年
 2004年8月18日:運動不足
 
2004年8月15日:4ヶ月ぶりの海
 
2004年8月12日:自宅療養開始

○腸管嚢腫様気腫症治療のための入院日記(2004年7月20日〜8月10日)
 2004年8月10日:複雑な心境での退院
 2004年8月8日:気が滅入る
 2004年8月6日:高圧酸素治療終了
 2004年8月5日:漢方もなかなかに難しい
 
2004年8月3日:造影CTの結果
 2004年8月1日:もう8月かぁ・・・
 2004年7月30日:今度こそ?今度こそ!
 2004年7月29日:入院10日目
 2004年7月27日:治すのは自分だから・・・
 2004年7月25日:今度は行けそうか?
 2004年7月22日:入院3日目
 2004年7月20日:高気圧酸素療法入院治療開始

○あぁ・・・5回目〜6回目の入院日記(2004年6月24日〜7月16日)
 2004年7月16日:暑中お見舞い申し上げます
 2004年7月15日:一旦帰宅
 
2004年7月14日:N医大退院と今後の治療
 2004年7月12日:思い通りにはなかなか・・・
 
2004年7月10日:小腸内視鏡検査ひとまず終了
 2004年7月8日:検査漬け
 2004年7月4日:まだまだ先は長い
 2004年7月3日:転院
 2004年6月30日:漢方専門医
 2004年6月26日:二度目のN医大受診
 2004年6月25日:I看護婦さんの話
 2004年6月24日:又しても・・・

○普通に戻った日記(2004年5月22日〜)
 2004年6月14日:N医大を受診
 2004年6月10日:小腸内視鏡検査
 2004年6月6日:ウォーキング再開
 2004年6月4日:歯が入った
 2004年6月1日:1ヶ月ぶりの自宅
 2004年5月29日:退院後一週間
 2004年5月23日:小腸の話
 2004年5月22日:退院後1日目
 
○またまた涙の入院日記(2004年4月29日〜2004年5月21日)
 2004年5月21日:退院日を迎えました
 2004年5月20日:まだまだ不安あり
 2004年5月19日:3週間経過
 2004年5月18日:薬が減った
 2004年5月17日:この先どうなるの?
 2004年5月16日:常食にはなったけど
 2004年5月15日:昨日は辛かった
 2004年5月14日:三歩進んで二歩下がる
 2004年5月12日:ちょっと足踏み
 2004年5月11日:点滴終了
 2004年5月10日:チューブが抜けた
 2004年5月9日:三分粥に上がりました
 2004年5月8日:流動食開始
 2004年5月7日:造影検査 Pert2
 2004年5月6日:造影検査 Pert1
 2004年5月5日:フリーエアー
 2004年5月4日:時は過ぎゆく
 2004年5月3日:静かな1日
 2004年5月2日:黙々と療養に専念
 2004年5月1日:無題
 
2004年4月30日:一夜明けて
 
2004年4月29日:救急搬送

○またまた普通の日記(2003年12月28日〜)
 2004年4月28日:食い意地
 2004年4月18日:悪あがき?
 2004年4月16日:どん底?
 2004年4月8日:サクラ吹雪
 2004年4月6日:一年生
 2004年3月31日:サクラ満開
 2004年3月30日:チャーシュー麺
 2004年3月28日:サクラも本番
 2004年3月21日:サクラ咲きましたね

 
2004年3月20日:何となく意欲が湧かない
 2004年3月14日:ようやく春かな?
 2004年3月2日:雑感様々  
 2004年2月29日:たまには更新しないと
 2004年2月1日:もう2月かぁ・・・  
 2004年1月25日:事業開始に向けて  
 2004年1月19日:時期的なものもあるのかな?  
 2004年1月15日:何から手を付けるか?  
 2004年1月13日:変化の無い日々
 2004年1月11日:壮絶な腸閉塞経験談を聞く
 2004年1月6日:温水洗浄便座を取り付けた! 
 2004年1月4日:正月休みも今日まで
 2004年1月1日:新年のご挨拶
 2003年12月28日:久しぶりの日記です

○と〜るの湯治日記“パイプの煙と湯煙と”(2003年12月14日〜12月20日)

 2003年12月19日・20日:湯治を終えて
 2003年12月18日:湯治って憧れ? いいえ、切実なんです。
 2003年12月16日・17日:金泉湯のお風呂を紹介
 2003年12月15日:湯治生活の開始
 2003年12月14日:増富へ向けて

○普通の日記(2003年12月12日〜12月13日) 
 2003年12月13日:湯治旅行前夜

 2003年12月12日:自己管理

○またまた入院日記(2003年11月26日〜2003年12月11日)
 2003年12月11日:3度目の退院
 2003年12月9日:現在の心境
 2003年12月8日:おぼろげに描く今後のこと
 2003年12月7日:変化が出始めた
 2003年12月6日:主治医との協議
 2003年12月5日:再び三分粥に
 2003年12月4日:経過は??
 2003年12月3日:持ち味で治す!
 2003年12月2日:3度目の正直?
 2003年12月1日:いつの間にか12月
 2003年11月30日:ふと湯治をしてみたくなった
 2003年11月29日:腸閉塞の治療
 2003年11月28日:生活のリズム
 2003年11月27日:再入院(泣)

○普通の日記(2003年11月15日〜2003年11月25日)
 2003年11月25日:体調と心理
 2003年11月22日:一進一退
 2003年11月16日:焦らずゆっくり
 2003年11月15日:油断大敵(汗)

○入院日記(2003年10月22日〜2003年11月13日)
 2003年11月13日:退院日を迎えました
 2003年11月12日:退院まであと1日
 2003年11月11日:厄年のこと
 2003年11月10日:賑やかだった日曜日
 2003年11月9日:久しぶりの外出
 2003年11月8日:退院後の活動
 2003年11月7日:月がきれいな窓の外
 2003年11月6日:食事が美味しい
 2003年11月5日:三分食開始
 2003年11月4日:採血の話と今後の見通し
 2003年11月3日:涙の流動食開始
 2003年11月2日:思い巡って
 2003年11月1日:術後の3日間
 2003年10月29日:手術当日(2003年10月28日)
 2003年10月28日:手術前夜(2003年10月27日)
 2003年10月27日:独りの時間(2003年10月26日)
 2003年10月26日:暇地獄(2003年10月25日)
 2003年10月25日:手術に向けて(2003年10月22日再入院から10月24日手術説明まで)
 2003年10月24日:病気の経過を振り返る(2003年10月8日退院から再入院まで)
 2003年10月23日:病気の経過を振り返る(2003年9月8日入院〜10月8日退院まで)
 2003年10月22日:病気の経過を振り返る(2002年4月〜2003年9月入院まで)

○個別テーマ
 ◇病名の宣告を考える
 ◇開腹手術後の運動について
 ◇もやもやが解けた

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