2004年4月29日:救急搬送

 前日に「食い意地」の話を書いたからなのか・・・(汗) 今日、4月29日、なんとまたまた再入院となってしまいました(涙)

 自宅で療養をしていましたけど、小学校あがりたての息子と、半病人の自分がいると、嫁さんは大変だよね。わかってはいるんですけど、とにかく夫婦間でのトラブルは僕の病気以後、絶えることはありませんでした。まあ、トラブルの1番の原因は僕自身ですから、この連休は田無の実家で過ごそうというつもりで、朝飯を食べた後、車に荷物を積み込んで早々に田無の実家へ向かいました。
 大型連休初日ではありましたけど、まずまず道は混んでなくて、1時間半ほどで実家に到着。小腹が空いたのでカステラ一切と牛乳を食べました。昼飯は鮭のムニエルとアスパラのサラダに味噌汁、ご飯。ところが、その昼飯を食べているときに、妙にお腹が張ってきたのです。
 いつもなら昼飯食べて3時間ぐらいしてからなのに、今日はなんだか張りが出るのが早いなあ、と、思っていました。
 全部食べるとヤバそうだったので、半分ぐらいでやめておいたのですが、だめでした。お腹がどんどん張るんです。これはヤバいと、トイレで吐こうとしたのですが、思うように吐けません。布団を敷いて横になりましたが、ガスも思うように出てくれない。お腹が見る見るうちに張ってきて、今まで経験したことがないほどに張ってきました。こりゃ本当にヤバい! 息するのも大変。お腹が張ったことで横隔膜が上方に押しやられて、呼吸困難です。たまらず親父に救急車を呼んでもらい、生まれて初めて救急車の厄介になってしまいました。
 救急車の車内でも七転八倒。こりゃいよいよ腸管が破裂すると、マジで思いました。
 N病院までの道のりが本当に長く感じました。到着して処置室に運ばれ「ロングチューブいれてくれぇ〜」と、わめき散らしました。その前に点滴、酸素吸入、採血。そしてレントゲン、さらにCT。とりあえず鼻からつっこまれたのはロングじゃなくて胃までのショートチューブ。ようやくX線透視室に移され、ロングチューブ挿入を試みるけど、膨れた小腸に胃が押し上げられて、胃の出口、十二指腸へのルートにロングチューブの先端がうまく入ってくれない。「これが通らなければ緊急開腹手術です」と。もう観念しましたです。が、もう一度、胃カメラでモニターしながらロングチューブ挿入にトライするとのこと。
 午後2時過ぎに病院に搬送されてから、ロングチューブがようやく小腸に通ったのは5時前ぐらいだったかな。チューブを通す作業によって、結構内容物を嘔吐したことでかなり楽になったけど、腸のガスがなかなか抜けないので腹筋がかなり痛かったです。「何とか通ったので緊急手術だけは避けられそうです」と、消化器外科のS医師談。これを聞いて「ああああぁぁぁ、助かった〜(嬉泣)」と、思いました。

 今回はマジで死ぬかと思いました。腸が破裂したら、腹膜炎間違いなしでしたから。

 しかし、不思議なもので、チューブが腸まで通って、一通り内容物を吐いたら、午後6時過ぎにはポコポコガスが出始めてくれて、みるみるうちにお腹の張りは収まってしまいました。まあでも、これでしばらくはまた、絶食、点滴の生活です(号泣)。

 入院した病院が実家近くということもあって、両親の厄介になることになりそうです。最低2週間かな。これからまた、経過を見て、せっかくチューブも入ったことなので、ガストログラフィンでの腸管造影もやってもらって、これまで繰り返していた亜イレウスの原因を徹底的に調べてもらうことにします。

 5月5日のノッコミマダイOLM、また行けなくなっちゃったなぁ・・・(泣)

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