2004年5月9日:三分粥に上がりました

 入院11日目です。

 午後から雨との予報でしたが、早朝、霧雨が降って梅雨空のようでした。
 朝は昨日に引き続き流動食、昼から三分粥食に上がりました。お粥は三分粥ですが、オカズは結構ボリウムありましたね。


               
    昼食:重湯・味噌汁・ヨーグルト・ほうじ茶  昼食:三分粥・鱈の蒸し煮・ナス煮物・おからと野菜の煮物・缶ミカン

 夕食の三分粥食も写真を載せたかったんですが、今日は大河ドラマ新撰組があるのでパス(笑)。昼食はいきなりボリウムアップだったので、用心して一口40回噛みました。これも漠然と「良く噛んで」というのを、自分で実際実践するのは大変ですが、上記のボリウムを40回噛む方法で戴いたら完食するのに35分掛かりました。本当はこうやって味わって頂かないといけないんですね。まあ、これまでの入院でも意識はしていたんですが、今回はそれ以上に意識してます。
 食後、以前勤めていた会社の同僚、遠山君が軽井沢から遠路はるばる見舞いに来てくれました。上信越道が開通したので、高速は早いですね。一般道に下りてから込んだようで、丁度昼食の時に重なってしまい、少々お待ち頂きました。
 半導体製造装置に必要なポンプの会社に勤めていて、超多忙だそうです。彼の奥さんも、自分にとっても以前勤めた会社の後輩。彼ら夫婦の婚礼司会を務めたのがボクでした。遠山君は大学でも実は同級生で、卒業した直後に勤めた会社も同じ。ご縁の長いつきあいです。

 来てくれる途中に携帯で連絡して、プレジデント社の「Danchu6月号」と、DAKARA2本買ってきてもらいました。色々世間話をして、健康な彼の姿を見て、多少うらやましく思いました。帰路も遠いので、2時前に別れて帰って行きました。

 その後、やっぱり多少お腹が張って来ましたね。ガス張りという感じではありません。実は安全を考えて、三分粥まではイレウスチューブ挿管のままなのです。お腹は外観ではそんなにはっていませんが、腸にチューブが通っているところに食べ物が入ってきているので、腸の壁に管が多少こすれるような感じがして、シクシクと痛みます。
 午後3時過ぎ、S医師の回診。イレウスチューブは明日の朝のレントゲン撮影後、TV透視室に移動してガストログラアフィンを注入しつつ、再度小腸の様子をモニターしながら抜いて来るとのこと。ガストロを注入するということは、また腸内洗浄状態ですね。

 明日のお昼からはいよいよ五分粥。さあ、どうなることやら・・・


 つづきはまた。

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