2004年5月11日:点滴終了

 入院13日目です。13かあ、あんまり縁起の良い数字じゃないですね(汗)

 今朝は久しぶりにからりと晴れ上がりました。清々しい朝です。

 昨日から食事が五分粥に上がり、やはり午後、夕方のお腹の張りがやってきたときは憂鬱になりました。せっかくここまで来たのに、またあの悪夢が来やしないかという不安に駆られます。これが不思議なことに朝になるとしぼんじゃって、お腹の張りがとれます。朝食後、今日も腹部レントゲン。その後の回診でW消化器部長の回診。「やっぱちょっと張ってるねえ」と。うーん・・・

 憂鬱な気持ちを振り払うため、ベッドの上での体位変換運動やら腹筋運動をこなし、テラスに出ては跳躍やらその他の体操でとにかく体を動かす。すると具合良くガスが徐々に抜けてくれてお腹の張りが幾分収まる、と、こんな感じです。体を上下に揺する運動は結構効果がありますね。

 しかし、お昼を食べるとね、またちょっと張ってくる(泣)。どうやらこういう感じでお腹の張りを自覚症状として感じることによって、心理的にも影響してるみたいです。今日はよく体も動かしたので、思い切って昼食後は2時間昼寝をした。考えてみれば病気入院療養中なわけであって、横になって休むことに何も憚ることはないんですよね(笑)。1時間程うとうとしていたら丁度点滴が終了。男性のY看護師をナースコールで呼んだら「点滴はこれで終わりだそうですよ」とのこと。「食事も明日のレントゲンの結果が良ければ明日お昼から七分粥に上がるそうです」。ということは今朝のレントゲン所見もそんなには悪くなあかったのかな? 左腕の留置針をぬいてもらい、これで体にまとわりつくチューブがすべて無くなってすっきりした〜!

 点滴交換後、もう1時間横になって休んだ。起きてから腹筋20回。今日は朝から合計100回近くやってる。まあしかし、ローマは1日にしてなんとやらと言うから、果たして効果が出てくるのかどうか・・・

 午後4時にシャワーを浴びた。前回シャワーを浴びたのは先週の金曜日。あのときは点滴の留置針も刺しっぱなしで、鼻のチューブも挿管のまま。入院初日以来、きちんと顔を洗うことが出来なかったけど、今日は思いっきりゴシゴシ顔を洗った。
 お腹が張っていると、鏡に写る自分の体、特に下っ腹あたりがボテっと、なんとも情けない姿で、しかもその他の部位はガリガリ、なのだが、ふと鏡に目をやって「おや?」と思った。下っ腹が弛んでないのだ。若干の張り感はあるのに。腹筋がいきなり着くことはないにせよ、ここ3〜4日、1日60〜100回の腹筋運動をやっているので、もしかして少し引き締まったのだろうか? プールで泳いでもこういう変化はなかった。こういう変化をみると運動にも張り合いがもてるなあ。こうやって試行錯誤を少しずつ積み重ねるしかないのかも知れない。

 今日の東京地方は今年初めての夏日になった。シャワー後は病衣の下のシャツは脱いで、窓から入る風で涼を感じる。体が乾いたところでまたテラスにでて軽く運動。

 病は気から、というけど、気を取り戻すのもなかなか大変ですねぇ・・・

 さて、相撲でも見ながら、また腹筋10〜20回やろうかな。無理せず、ちょっとずつね。

 つづきはまた。

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