2004年8月10日:複雑な心境での退院

 8月10日、入院22日目です。退院日を迎えました。ここ数日書いているとおり、複雑な心境での退院ですね。

 気持ちの上でつけたい区切りと、体調の上での区切りはなかなか連動してくれませんね。

 昨日夜遅く、K外科医長が回診してくれました。色々お話しをしました。長期のIVHによる絶食療法は効果がないわけではないけど、完治の保証は無いと。まあ、何をもって完治とするか、ですけど、結局完全に普通に食べられるようになるかどうか・・・というのを完治とするのか、普通の7割・8割食べられるのを完治とするか・・・いずれにしても即、絶食療法は選択しないということでやってみようと思います。

 これをやろうとすれば、既に自分の中でも或る程度制約しなきゃなんないわけですね。今度また、急性症状で担ぎ込まれれば、IVH(中心静脈栄養)による絶食療法にかなり近づいてしまうわけで、そうならないようにするには、普段の食事で気を遣うしかないわけです。まあ、こと、食べることにまつわる話ですからね、コントロールは大変でしょうけど、我慢・我慢というよりは、自然にそれが出来るようになっていくしか無いんだろうなあと思います。或る程度意識はするにしても、ずーっとそればっかり考えていたんじゃたまりませんしね。

 今回は膨大な荷物があるので、朝食後、一旦原チャリで自宅に車を取りに帰り、会計処理を済ませたあと、荷物を車に積み込んで退院、帰宅します。今週木曜日、漢方のH先生の診察日なので、それ以降はいよいよ煎じ薬にトライです。何とか効いてくれるといいなあと、思います。

 つづきはまた、と、毎回書いているけど、入院日記は出来ればもう書きたくないですね。出来れば終わりにしたいなあと(汗)

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