2004年8月15日:4ヶ月ぶりの海

 8月15日、真夏日連続更新もどうやら昨日で区切りのようです。今朝は涼風どころか、朝6時前の突風の音で目が覚めました。玄関の外にある、息子が育てているアサガオの鉢が倒れていて慌てて玄関の中に取り込みました。いきなり気温が下がったのでちょっと寒いぐらい。お腹を冷やさないようにしなければ。腹巻の出番かな?

 さて、昨日8月14日、高校時代の友人で宮城で小学校教諭をしているS君が帰京。これに合わせて久しぶりの船釣りに出かけました。退院後の体調はまずまず。煎じ薬も徐々に効いてきているのかもしれません。無理は禁物、ということで、鴨居大室港の五郎丸から午前アジに乗って出かけました。S君は実家のある東久留米から車で前夜、横横道の横須賀PAに早々に到着して、熟睡とか。何せお子さん3人、奥さんとともに13日に宮城から車で帰京してきてるので疲れていたことと思います。

 ボクのほうはDADAさんに迎えに来ていただき、いつもならボクの車で釣り場に向かうところを、今回はDADAさんの車に同乗させてもらって、運転等の負担を軽くしていただきました。

 現地では横須賀在住のレントさんが先着して、ミヨシ4席を抑えてくれていました。潮廻りとしてはウラになる席ですが、久しぶりの釣行なのでお互いの顔が見えたほうが楽しいですしね。

 猛暑の中の釣りなので、発汗によるカリウム減少に気遣って、DAKARAの1リットルボトル2本を買い込んで乗船。船上でも午前9時にはきっちり漢方薬煎じ薬も飲みました。

 東京湾のアジは難しい、相模湾に比べて、水深は浅いけど、タナ取りが難しく、潮時を逃すとドツボにはまりやすいという印象があるけど、昨日はまずまずでした。僕ら4名の本当の本命はサバ。例年なら間口港の利一丸さんから、松輪サバオフを企画する時期ですけど、このところ仕立船OLMを企画すると直前で緊急入院だとか容態悪化ってことが多かったので、今回は乗合にしました。

 釣り場は最初、浦賀本線航路の50mダチで一投しましたが反応なし。即移動となって大貫沖の大船団の南西側に移動しました。この大船団は殆どがタチウオ狙い。そして、松輪の仕立で例年サバを狙う場所とほぼ同じです。一投目にいきなり顔をだしたのが50cmの大サバ。ゴマサバでしたけど嬉しかったですね。サバフリークのDADAさん、これを見て俄然力が入ります。

 25年前、葉山たいぞう丸に手釣りのアジに一緒に通ったS君も、最初は電動リール、竿捌き、戸惑ったようですが、すぐに慣れてアジ・サバともにポツポツ釣れてます。アジはちょっと小ぶりが多かったけど、お味については相模湾より軍配が上がる東京湾のアジですからね。

               
               かつての手ビシアジ仲間のS君。まずまずの中アジを一荷で釣る


 お腹のほうの調子は悪くならず、無事過ごせました。まあ、しいて言えば130号のアンドンビシを背負った2.4mの竿、ショットバイパーを3時間半、思いっきりしゃくったので、こんな運動は本当に久しぶりで、背筋と腰がちょっと痛くなったかなって程度です。

 結果はサバ8尾・アジ14尾。でも、サバは中〜大サイズで、ゴマサバは最初の1尾だけ。マサバは皆尻尾の先が黄色く、釣り上げたときもうっすらと金色に輝いていて、帰宅後捌いたら脂バッチリでした。

 各自半日船では十分という釣果をクーラーボックスに詰めて笑顔の帰港となりました。

 帰宅後もとくにお腹のトラブルなく、気持ちがかなり上向いてきました。夕食はアジの刺身、サバのアラで作った船場汁、そして、本当に久しぶりにシメサバを頂きました。アニサキスが怖いですからねえ、売ってるシメサバは食べる気にならなかったですけど、今回は釣り上げたサバを端からギンギンに冷えたクーラーボックスにどんどん突っ込んで行きましたから、鮮度も安心。美味かったなあ。

 まだまだこれから、体調・気分の浮き沈みはあるかもしれないけど、こういう手ごたえを少しずつ積み重ねて、徐々に再起に向かいたいと思います。

 つづきはまた。

           このページのトップへ            この前の呟きへ               この次の呟きへ