2004年5月8日:流動食開始

 入院10日目です。

 昨日の昼から水分摂取OK、加えて今朝の腹部立位レントゲンでは拡張していた小腸もかなり収まっていたとのことで、今日の昼から流動食開始です。はぁ〜・・・・・ようやく(汗)

               
    昼食:重湯・味噌汁・ゼリープリン・ほうじ茶   夕食:重湯・鶏スープ・ヨーグルト・リンゴジュース・ほうじ茶

 C病院の流動食の場合、量がもっと少なかったのですが、N病院は意外と多かったので驚きました。殆どは水分ですけどね。

 今日は「術後腸閉塞防止のための運動」について考えました。術後、癒着防止のため運動をせよ、歩け、と、一般的に言われます。また、腸閉塞を何度か繰り返す場合も「適度な運動が不可欠」などと、ホントにまことしやかにあっちこっちのサイトに書かれていますけど、具体的にどんな運動がいいのかなんて、詳しい情報がほとんど皆無に等しいです。一昨日、両親立会のムンテラで、M医師が言っていたのですが、術後腸閉塞を開腹手術で解除しなければ行けないケースは2〜3%ぐらいじゃないかとのことでした。あとは何度か繰り返す内に、運動の方法やら、食事の加減などを個々の患者が体で覚えていき、いつの間にか通院しなくてもよくなってしまうとのこと。それが出来ないケースや、癒着が著しく激しく、再発が頻回に及ぶ場合のみ、手術とのこと。

 ボクの場合、2度目の入院の開腹手術を1回目とカウントすると、入院が必要となったケースが3回です。おぼろげに分かっていることは、長時間座っている、あるいは立ったままだと辛い。昨日のX線TV透視でも、造影剤を飲んだ直後、グワーンと小腸が重力で垂れ下がっているのが明らかに分かりました。重力で引っ張られて、何処か癒着したところがその重みで折れ曲がることが原因とすれば、食事後数時間で横になってゴロゴロ体位変換するとか、ブリッヂのような姿勢でお腹を持ち上げて左右に振るなどの運動を想定しました。今日はそれを意識的にやっています。また、長時間座った姿勢にならないように、時々腹筋運動をしたり、テラスに出て体操したり。それも、重力を意識した場合には、旋回運動などよりも、軽い跳躍運動が何となく良いかなあと。まだ分かりませんけどね(笑)。

 色々試行錯誤してみます。とにかく、いままであまりやったことがないことをね、無理せず少しずつと言うことで。

 明日はいきなり三分粥に上がります。今日以上にね、重力を意識して(笑) ぴょんぴょんぴょんと。

 つづきはまた。

         このページのトップへ          この前の呟きへ             この次の呟きへ