2004年5月10日:チューブが抜けた
入院12日目です。
今朝も雨模様ですが、もわ〜っとなま暖かく、何だか梅雨の走りのようですね。
今日は朝食後、立位のレントゲン。その後の回診で、小腸ガスの所見がありまあしたが、一晩寝て、途中便通もあり、外観上の張りは無いということで、予定通りTV透視室にてイレウスチューブを抜くことで決まり。
11時頃、TV透視室から呼び出しがあり、早速移動。S医師がメインで、M医師が調整室で立会。
「念のため、ガストログラフィンを注入して、再度狭窄箇所などの所見がなかどうか、確認しながら抜きます。」とのこと。狭窄や顕著な屈曲箇所はないのに、食事再開のせいか、やっぱり回腸部に拡張所見がある。「お腹の張り感はキツイですか?」と、問われたので「このぐらいなら特に問題はないですけど」と答えると、「じゃあ、思い切って抜きますね。ただし、救急で来たときのようにひどくなった場合には辛いけど、またチューブ入れますからね。それと、食事は今日の昼から五分食に上げますけど、数日五分食で様子見ますから」という条件付です。
やっぱり慢性的に亜イレウスを繰り返していたので、どうしても小腸壁の弾力が回復せず、食べ物が入ってくると拡がっちゃうんでしょうね。とはいうものの、腸壁修復には栄養も必要とのことでしょう。
11日目でチューブが抜けたってことは去年の9月とほぼ同じかな? まあ、体からヒモ1本無くなっただけでも、精神的に自由になりましたね。
朝食:三分粥・鶏肉ジャガ・煮豆・海苔佃煮・白菜味噌汁 昼食:食パン2枚・苺ジャム・オムレツ・メロン・ゼリー・牛乳
TV透視室から戻っての食事は、五分食ながらちょっと拍子抜け。小学校の給食を思わせるようなパン食でした。まあ、丁度いいか(笑)
食後はガストログラフィンの影響で、何度もトイレに駆け込む。ただ、今の自分にとってはこんな状態でも出ないより出たほうが断然安心です。おかげで、午後は昨日に比べて大分楽で、お腹の張りは殆ど意識しませんでした。
この午後より、薬が処方されました。毎度の大健中湯と、消化管運動促進のためのガナトンという薬。プリンペランなどと効果が煮てるようです。薬は漫然と使用せず、また、種類も限定して、効果がなければどんどん変更していくというのがS医師の方針です。
さて、夕食は何かな?
つづきはまた。
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