2004年1月8日:初釣りに出掛けました(葉山芝崎港ゆうしげ丸の11時マダイ船)

 
 相変わらず体調は一進一退ですけど、何となく3歩進んで2歩下がるという感じで微速前進かな? という感じにはなってきました。

 前日の1月6日、温水洗浄便座を取り付けて安心。翌日の1月7日、ようやく初釣りに出掛けることが出来ました。行き先は葉山芝崎港の「ゆうしげ丸」。初めて出掛けるお店です。

 ここ、芝崎港には、ゆうしげ丸・五エム丸・勝蔵丸・福栄丸とあって、前者3宿が午前11時出船のマダイ船を出船しています。以前から興味はあったのですが、なかなか乗る機会がありませんでした。
 今回は、朝の気候、特に冷え込みと北風を心配して、朝出の船を避けて様子を見るため、この時間帯出船の船というのは好都合でした。

 寒の時期に入って、日に日に冷え込みが厳しくなってきましたが、風が無く穏やかで、相模湾も亀城根あたりだと結構暖かいんです。

 読みは的中、天気は最高でした。

 自宅を8時半に出て、保土ヶ谷バイパス〜横横道をのんびり走って、平日のこの時間でも1時間で到着してしまいます。お店に着くと、既に7名ほどが座席表に名前を書き込んでいましたが、右舷艫から2番目が空いていたので、そこに名前を書き込んで料金を支払いました。感じの良い女将さん。そして、11時出船の息子船長は「武蔵」の中村新之介に似た好青年。お客さんも皆、感じよく、なかなか雰囲気の良い船です。

 朝方冷え込んで、道中曇りがちでしたが、港に着いたらどピーカンの快晴でした。

                       
               港に着いたらどピーカンで快晴ベタナギの好天
 
 定刻の午前11時に出船、目指すは亀城根周辺のポイントです。

 前日の11時船はまずまず好調だったようですが、今日は潮が澄んでしまい、どうもイマイチ。最初は付け餌のオキアミが全然獲られない状態で外道もほとんど無しでした。1時間・2時間と過ぎて、だんだん「ボーッ」とする時間が増えて来ましたが、とりあえずコマセの打ち返しだけはマメにやり続けました。

                                                    アタリが少なく厳しい時間が過ぎて行く
 
 午後2時を回った頃、かすかなアタリでチビメバルが1つ上がりました。付け餌がポツポツと盗られるようになり、外道の活性が若干上がっていた様子です。船中2本のサメが上がり、こちらは外道のヒメがオマツリで上がって来ました。

 その後、左舷の艫のお客さんがようやく700g級の本命を揚げました。直後、今度は右舷艫、ボクのお隣のお客さんが、あとちょっとでキロ級、900g級を1枚上げました。いずれのお客さんもハリスは3号6mだそうで、ボクのお隣のお客さんは2本鈎にしていました。

 左舷艫のお客さんは連釣でもう1枚、600g級。しかしその後音沙汰無しです。今日はやっぱイマイチなのかなあ? 午後3時を回ると、いよいよ上がりが気になります。船長も細かくポイント移動を繰り返し、徐々に小網代方面から北上して、佐島沖、秋谷沖と上がって、最後は本当に港前の30mダチに来ました。ここで船中てのひらサイズの小鯛がポツポツ上がるようになりました。せめて放流限度サイズを超えるのが上がればなあ・・・と、思っていたら、ボクの竿の穂先がプルプルっと来ました。当たってる!。でも大きくない様子。キーパーに竿を掛けたまま、とりあえずドラグはゆるめにしておいて、手巻きでゆっくり巻いてくると、水面下10mぐらいのところで一応三段引きをしてくれるじゃありませんか。何とかキープサイズならいいなあ。上がってきたのは25cmのハナダイでした。とりあえず良かった!(嬉)

                                                 嬉しい1枚が釣れました!  

 結局船長は午後4時ぎりぎりまで粘ってくれたけど、上がったのはマダイ船中5枚と、ボクのハナダイ1枚だけでした。前日は薄濁りで結構好調だったようですが、後半は本当に底が見えるほどの澄み潮で、ちょっと状況が厳しかったですけど、病み上がりの初釣りでとりあえず赤いの1枚釣れたのは本当に嬉しかったですねえ。普通ならこの程度の釣果では満足しないのですが、今回の1枚の有難味は大きかったです。

                     
                   相模湾に沈み行く夕日を背に帰港


 上がり後、宿でトイレをかりてすっきり。ちょっと疲れたのでお店を出た後、長者ヶ崎の駐車場で夕日を眺めつつ、缶カフェオレとパイプで休憩して、のんびり帰途につきました。それでも午後6時過ぎには自宅に到着。このコース、結構良いかも。また行きたいと思います。

 魚は1日置いて、嫁さんに煮付けにしてもらいました。小さい魚ですしね、半身焼いて半身煮付け、なんていうと手間ばかりなので、全部煮付けようと言うことになりました。お味は抜群でございましたし、あまり煮付けを好まない息子も、美味しかったようでバクバク食べていました。

  今回は釣りの後の体調後退も一応無かったし、このあと、徐々に体力・体調とも回復してくれるといいなあ・・・

つづきはまた。

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