○2003年11月30日:ふと湯治をしてみたくなった

 今朝は土砂降りですね。夜間通用口の喫煙所も屋根のある部分に雨風が吹き込んで、内側の所に早朝から5人の患者が肩を寄せ合っての一服です。

 昨日は日が昇ったあとから白糸の雨が降っていました。

 昨日の朝、K外科医長・S女医の回診で、流動食開始は早くて月曜日の昼食から、と、告げられました(泣)

 「早くて」ですからね・・・

 気が紛れないんですねえ、何か目的もって入院生活しないと。点滴も24時間キープなので外出も出来ないですしね。じゃあって言うんで色々考えていたんですが、ふと、退院したらとにかく自分のペースでのんびり、1週間ぐらい過ごしたいなあと思いました。自宅はどうしても息子のペース中心で、その次嫁さんで、ボクはねえ(苦笑)。田無の実家も、12月中旬にはおふくろが旅行に行ってしまうらしいので、そうなるとなあ・・・

 で、思いついたのが自炊場のある温泉で、1週間ぐらいのんびり過ごそうかと。早速サーチエンジンで検索掛けました。候補になる温泉地は、近いところで山梨の増富ラジウム温泉、ちょっと遠いけど懐かしの長野県は丸子町の鹿教湯温泉。で、行きか帰りに釣魚迷さんの八ヶ岳ペンションにでも寄る、というコースが良いかなと。湯治メインの温泉地なら、クリスマスってのもあまり意識せずに居られそうだし。

 病院から状況問い合わせをメールで出来ることが条件なので、増富ラジウム温泉の不老閣と、鹿教湯の河鹿荘にメールを送ったところ、不老閣は残念ながら11月から4月の冬季は自炊部屋は休業だそうで、アウト。そうするとあとは河鹿荘の返信を待つしかないですね。

 写真で見た部屋の雰囲気は、20年から30年前の6畳一間のアパートって言う感じで、こたつとテレビがあるぐらい。炊事場は共同利用だそうです。で、当然お風呂は24時間、温泉に入れる、と言う寸法です。

 かしこまった純日本旅館で仲居さんがあれこれやってくれるところよりも、このほうがお金も掛からず気楽です。鹿教湯の河鹿荘の場合、自炊が面倒になれば、プラス1000円で夕食もやってくれるそうですしね。日数も、1泊・2泊してみて、気が向いたら日数延ばせば良いですよとHPの説明書きにありました。いいなあ、こういうのね(笑)。せっかくの失業・プー太郎の身ですしね、こういうときじゃないと、こういう体験もできないと思うしね。幸い、鹿教湯の場合は厚生労働省の指定温泉地で、温泉地内にはしっかりした病院もあるから、そういう安心感もありますしね。

 こんなこと考えながら過ごして、途中、ラーマちゃんにメールで我が儘言って、梅干し純(よく駅の売店で売ってる梅干しタブレット)・榮太郎の黒飴・キシリッシュのガムを買ってきてもらいました。昨日、嫁さんに電話して頼んだら、息子、風邪で熱出して寝てるって言うし・・・(汗)

 あー、今日もまた、絶食かぁ・・・(泣) まあ、3日過ぎたので慣れてきましたけどね(笑)

  つづきはまた。

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