2007年2月7日:鴨居大室港五郎丸出船のメバル釣り



プライベート釣行記を「と〜るでございます」HPに書き込むのは久しぶりですね。
今シーズンは初釣りOLMが風で流れてしまい、1月の初釣りは単独釣行で葉山愛正丸へ出撃。その後体調悪くなって、なんと1月の釣行回数は1回だけになっちゃいました。

2月の声を聞くと、東京湾周辺でメバル釣り解禁の話題が出てきます。最も多い釣り方は胴突き釣りでモエビを餌にして釣る「エビメバル」ですが、僕は実はエビメバルをやったことがほとんどありません。

今回は実は、走水勝洋丸のサビキメバルの試し釣りに行く予定で、夜中に起き出して勝洋丸まで行ったのですが、夜半あたりから北東の強風が強くなり、海上保安庁の気象テレホンサービスでも、観音崎の風速が7m・8m・9m・10m・・・そして最後には11mまで行ってしまいました。

早朝4時過ぎには勝洋丸待合所について、お客は僕一人だけ。船頭・女将と外の風音を気にしつつ、世間話をしながらお茶をご馳走になっていました。出船予定時刻の5時半になって、船頭と一緒に船着場に行って見ると、風がビュービュー「と〜るさん、こーりゃ無理だわ、残念だけんど今日は中止だな」と、なってしまいました。

待合所に戻って、「さーて、どうすべか・・・」と、せっかく釣りの予定を立てた日だったので、風裏になる場所で何か釣りたいなあと。幸い、車にはほかの釣竿や伝道リール、その他タックルがある程度積んであったので、「相模湾でアマダイでも狙うか・・・懲りずにもういっぺんアジを釣りに葉山に行くか・・・」なんて考えているうちに、「ところで観音崎回り込んだら、鴨居は風裏ですよね?」と船頭に尋ねると「そうなんだよ、この風でも鴨居だったら問題なく出られるんだよな」と。じゃあ、鴨居大室の五郎丸で、釣り方はアジと同じ、130号のアンドンビシの仕掛けだけど、狙いはメバルなので、行ってみることにしました。

言ってみればコマセメバル・ビシメバルとでも言いましょうか。

どうもこの釣り方、賛同される方は少ないんですよね。メバルってのは、釣り方・道具は繊細にして、掛けたら小気味良いガクガクとした引きを楽しむ釣り、というもののようなんですが、節操がない僕は、どっちかっていうとシーズン初のメバルをとにかく食べたい!ということと、たとえコマセを使おうと、大雑把と見られる釣りでも、それなりに面白いです。道具立ては殆どアジと同じながら、ハリスは1.5号、また、コマセの撒き方は、アジ狙いのときとは違い、切れは良く・・・ながら、あんまりガンガン撒いちゃうと、群れが散ってしまうし、お腹一杯になるとすぐ口を使わなくなるので、狙った棚で的確に、少量のコマセを切れよく撒くというテクニックが求められます。

勝洋丸をあとにして、走水から鴨居大室港へ。車だと10分で移動できる距離です。
鴨居大室港はずいぶん久しぶりです。コマセメバルも5年ぶりぐらいでしょうか。




五郎丸に到着すると、メバル船の右トモにはすでに席取りの竿が立っています。今日の風向き、潮方だと、ここがベストなんだけど・・・で、その隣も癪なので、左のトモが空いていたので、竿とクーラーを置きました。

タックルはアジ釣りと同じ、短めのビシ竿に電動リール、130号のアンドンビシです。。



持ち帰るに忍びない小型のメバルが釣れたら、ちゃんと浮き袋のガスを抜いてからリリースしないと、コイツに全部持っていかれます。頭上を何度も旋回して、うっとおしかったよぉ!

             

午前の実質4時間程度の釣りでしたが、数もまずまず釣れて面白かったです。
コマセメバルとしては上々の良型もかなり混じって、外道にはウミタナゴなども混じりました。


帰宅後、嫁さんに良型メバルを煮付けてもらいました。



小骨は多いのですが、大好物のメバルの煮付け。ご覧の通り丁寧に戴きました!